ホーム Web First ABA は障害を持つ弁護士に「…」を求める
障害を持つ弁護士
ABAは障害を持つ弁護士に「地図に自分の名前を載せる」よう求め、#BeCounted を呼びかけている。
2024年7月18日午後1時10分（中部夏時間）
障害者プライド月間を祝うため、ABA 障害者権利委員会は #BeCounted キャンペーンを開始しました。
7月以降も続くこの新しい取り組みは、匿名のアンケートで弁護士に自分の住んでいる都市、州、障害について共有するよう呼びかけるものだ。障害者権利委員会のプログラムアソシエイト、サラ・カッツ氏は、その情報は地図に載せられ、オンラインで強調表示されることで、障害を持つ弁護士の存在を広く知ってもらうと話す。
「障害を持つ弁護士が自分の存在を世間に知らしめることは重要です」とカッツ氏は述べ、委員会は個人を特定する情報を一切求めていないと指摘する。「また、弁護士志望者、法学生、新卒者にとって、自分と同じような職業に就いている人を知ることは非常に重要です。なぜなら、障害を持つ弁護士を自認する人はほとんどいないからです。」
全国の10万人以上の弁護士からデータを収集したABAの2021年モデル多様性調査によると、障害を持つ弁護士は「一般的にあらゆるレベルで報告不足および/または代表不足であり、法律事務所内の他のすべてのグループと比較して、「その他の弁護士」の役割で働く可能性が大幅に高い」とのことです。
障害者権利委員会の委員長ロバート・ダイナースタイン氏は、多くの団体が、さまざまな複雑な理由から、障害を持つ弁護士に関する情報収集に消極的だと説明する。明らかな障害を持たない人々は、自分のアイデンティティのその部分を開示することに必ずしも抵抗を感じてきた、と同氏は付け加える。
「偏見は依然として非常に顕著であり、その情報が開示されると、職場や教育機関など、どこであれ、不利に利用されるのではないかと人々はしばしば懸念しています」とダイナースタイン氏は言う。「それが真実かどうかはともかく、その認識は非常に強いものです。」
障害者プライド月間
ダイナースタイン氏は、障害を持つ弁護士の認知度を高めるとともに、委員会は障害者プライド月間への意識を高めることも望んでいると付け加えた。7月は、1990年にアメリカ障害者法が制定された月である。
ABA会長メアリー・スミスは、ADAを「アメリカにおけるアクセシビリティとインクルージョンの状況を根本的に再定義した、公民権法の重要な一片」と呼んだ声明で障害者プライド月間を祝った。
スミス氏は、障害者プライド月間は、弁護士に「障害者の価値を損なう根深い偏見に立ち向かうと同時に、真の平等の達成を阻む大きな障壁を浮き彫りにすること」も要求していると指摘した。同氏は、法曹界に対し、障害者の貢献を称えるとともに、障害者が現在も直面している問題に取り組むよう求めた。
「#BeCounted キャンペーンの推進にご協力ください。このキャンペーンは、個人が自分たちの存在を大胆な誇りの表明として地図に表し、より高い認識と拡大された可視性を求めるとともに、尊敬と理解の文化を育むことを奨励しています」とスミス氏は述べた。
参加方法の詳細については、#BeCounted キャンペーン ページをご覧ください。
参照:
「裁判所のプログラムは自閉症児に賭けている」